2006年の秋に2007年の5月に名古屋でのお仕事があることを発見。大チャンスとばかり nomi 号で初の遠征に出かけました。
今回は nomi 号を遠征仕様に改造して出かけます。チャップ師匠に試乗して頂き、遠征のゴーサインをだしました。ETC、ナビを装着して、スペアータイヤやジャッキを載せました。重い重い。オドメーターは「69058マイル」を示しています。
朝7時頃出発して一路名古屋のアーバンホテルを目指します。蓮車親爺さんからの情報で、吹田からは名神の工事渋滞とのこと、近畿道-西名阪−名阪-東名阪 と迂回路を選択しました。これが大正解、吹田に近づいての道路情報では「5時間の渋滞!」とのことでした。
順調に東進します。nomi 号も安定しています。3000回転あたりで約時速90kmで巡航します。今回の遠征は「無事」がテーマです。燃費は驚異のリッター10マイルでした。
近畿道は全く休憩するところがありません。写真は西名阪に入って香芝のパーキングでの一休みです。ところが、迂回する車で溢れていました。パーキングスペースが無くて、路肩駐車です。
ナビに導かれて名古屋アーバンホテルに16時ごろ到着しました。私のナビはパナソニックのストラーダです。ナビの操作も初体験で大変でした。目的地に近づくと「このあたりです。」と冷たくナビを終了して、さっさと、駐車場の案内に変わります。ホテルに電話するはめになりました。
ホテルのパーキングに入れようとしたら、守衛のおじさんが「底が当たるからダメ!」と。青いYシャツくんの会社が近いと聞いていたので、早速電話しました。そしたら1分で登場してくれてビックリ。その後、会社の屋根つき駐車場に無事入庫したのでした。
夜まで少し時間があったので青いYシャツくんと早速ロックさんのお店に伺いました。H.A. さんがブームの火をつけた「美人店員さん」は残念ながら発熱でお休みでした。お店の奥にほんとにいい感じでゴールドリーフのスプリントが飾られています。
エランをじっくり見せていただきました。壁に見慣れたマンガを発見!他にもミニチアが沢山飾られていました。
そうこうしているとLovさんが合流。実はLovさんの仕事場は200mも離れていません。Lov2号を拝見しました。電装マイスターの手によるクーラーの取り付けをじっくり検討しました。
夜はお決まりのエラン談義です。ホテルの近くの居酒屋で日付が替わるまで飲んでいたそうです(私は気づきませんでした。)。
午前中はお仕事をしました。午後はLovさんがわざわざ仕事場までLov2号で迎えに来てくださり、電装浅井さんへ連れて行ってくださいました。いろいろに興味深いお話を聞くことが出来ました。その後は、Lovさんのお仕事場にお邪魔して尾張文化に触れさせていただきました。近くに徳川園もあり散歩を楽しみ、ショップでお土産を買い込みました。
夕方、H.A.さんとカフェロックで待ち合わせ、一路岐阜へ向かいました。今回の東海地方襲撃の楽しみの一つ「L爺号」と対面するためです。途中で「L爺号」の製作者でもあるNさんを岐阜羽島駅にお迎えに寄り、ネジだのドリルだの買いこみます。明日のジーロ・デ・カルイザワに参加するための最後の整備のお手伝いをしました。
「L爺号」とは戦前のMGのL型とのこと。素晴らしい!途方も無い「男のロマン」でした。
翌朝、積載車に「L爺号」を載せ、H.A.さんとNさんはジーロへ出発されました。ご覧のようにあいにくの大雨です^^;。私はもう一つの楽しみ、蓮車親爺邸「Garage Full Scale」を目指しました。
後日、H.A. さんより「何とか完走を果たした」との連絡を頂きました。
ナビに導かれて大雨の中岐阜から西尾に何とか到着。同業の蓮車親爺さんの仕事場を見学し、お昼にタンタン麺を頂きました。ACマインズさんにも遊びにより、お宝をゲット!
写真は、道中外れてしまったウインドウォッシャーのラインをつなぎなおしてウォッシャー液を分けていただいたところです。
しばし、ガレージで過ごし、チャップ師匠や私への宿題を預かり、夜の部に備えて名古屋にnomi号で向かいました。
夜はセントラルの諸氏がキャバーンに集い宴会になりました。初めてお会いした方々も何か前からのなじみのようで、26日の予定もユーケンさんのお力でたちまち決まりました。
写真右は二次会でもなさんたちと寄った”えもいわれぬ”ラーメン屋さんです。
朝、カフェロックで待ち合わせしました。記念に青トリオで写真を撮りました。この後、お仕事で参加を断念された”Lovさん”と”もなさん”を残して、四日市まで青いYシャツくんとプチツーです。青いYシャツくんのシリーズ2は軽快でとてもいい感じです。
先着していた蓮車親爺さんと合流しました。彼はセブンです。3台でユーケンさんの待つコンビニへ向かいます。
ユーケンさんの先導で、M'カンパニーさんを訪問しました。ACマインズと同様に広島では見ることが出来ない、素晴らしい専門店です。
そこからしばらく走って、”茶々”というお店でお昼を頂きました。こちらで言うとろろご飯でした。飽食気味の体にはとてもよかった。
そこから一本道でユーケンさんのガレージに到着します。写真で拝見していましたが、小物までこだわったとても雰囲気の良いガレージでした。目の前が温泉という羨ましい立地です。勿論、お湯を頂きました。
休憩の後、ユーケンさんの先導で、鈴鹿スカイラインを走ります。
装備満載のnomi号ではなかなかついていけないスピードでした。ユーケン号は素晴らしいチューニングが施されていてとても速いエランです。
パーキングで一休み。5月の風は格別爽やかでした。
ユーケンガレージでビールとジンを楽しんだ後、奥様に送っていただいて”湯の山温泉 翠月”に入りました。ユーケンさんが手配して下さった古風な旅館です。おいしいお酒と、郷土料理を頂きました。青いYシャツくんは明日外せないお仕事とのこと、かわいそうなことにお酒を我慢して名古屋に帰りました。
お泊りは結局、蓮車親爺さんと二人。DVDなど楽しみましたが、疲れが出て撃沈しました。写真はありません。
翌朝は少し寝坊してしまいました。ユーケンガレージに保管していただいていたnomi号にオイルを足して、帰り支度です。
途中の伊賀上野あたりのインターまで蓮車親爺さんがエスコートしてくれました。左はお別れのショットです。ナビを設定して広島まで約500kmを一人で帰ります。信頼性を増した相棒に満足しながら3500回転、時速100km前後で行きよりもかなり速いペースで無事帰りました。
オドメーターは「69896マイル」、838マイル(約1340km)の冒険でした。
お世話になりました、東海地方のエラン仲間のみなさん、素晴らしい経験をすることができました。ありがとうございました。これからもどうか宜しくお願いいたします。