DEN号復活123

 5年ぶりにDEN号が復活し、123イグニッション装着のためサンワ自工に襲来しました。

2014年11月3日

 ウエストブランチはほぼ活動休止状態でしたが、待望のDEN号復活の時を迎えました。といっても、壮大な外装の見直しはせず、5年前のままの状態で車検を取り直したとのこと。

集合

(集合)

 この2年間は私事で身内が相次いで他界し、また、チャップ師匠のご母堂様が最近お亡くなりになるなど、サンワ自工に集まる機会がめっきり減っていました。
 「DENさんが123を着けるために来るよ。」と師匠から連絡を頂き、久しぶりのミニオフとなりました。

123 123

(123装着)

 朝10時ころサンワ自工に到着すると既にDENさんは到着されていました。何と高松から朝4時に出発して、高速道路を通らず8時には到着したとのこと。
 写真はDENさん自らキャブをはずし、アルドンのデストリビューターの位置を確認しているところです。
 管理人nomiは恥ずかしながら、デストリビューターの装着手順をまじまじと見るのが初めてで、ポイントがずれた写真になってしまっています。この前に1番のプラグをはずして、ピストンの高さを見ながらクランクを回してトップを確認します。

設置 設置

(設置)

 1番シリンダーがトップの位置になる状態でデストリビューターキャップの1番へのハイテンションコードの場所にローターが来るように123本体を差込ます。
 123特有の作業として、ここでプラスのみコイルに配線します。123本体のプレートをわずかに回転させてそのプレート下にある確認用ランプをプレートにあいている穴越しに見て、グリーンに点灯する位置に持って行きます。これでほぼ点火時期が合うようになるそうです。
 シリンダーの爆発の順番を確認してハイテンションコードをキャップに接続します。マイナス側の配線を行います。
 エンジンを始動し、ストロボを使って微調整します。今回は”F”に設定してあるので、ロータスツインカム用のデストリビューターとしては最高機能の状態です。アイドリングが10度、2000回転で24度程度、最高進角は36度です。

騒動

 手順を述べると上記で、師匠が順調に作業されると1時間程度で終わってしまう内容ですが、当日は大混乱しました。
 まず第一に、業者より123本体が逆回転エンジン用のものが誤って送られてきており、正常に装着し、エンジンをかけると進角せず、遅角してしまい、到底走れる状態にはなりません。これに気づくために時間を要しました。また、セルモーターを酷使したためと、もともとセルモーターのステイのネジが緩んでいたため、ステーが折れ、セルモーターの交換も必要になってしまいました。セルモーターは私の予備を提供し、123本体はMさんのセブンから拝借し(勿論本人の同意の下に正常動作のものを使わせていただきました。)、高松へエランで帰れるようにみんなで協力します。

解散

 色々なトラブルを仲間の力で克服して、夕方6時頃にテストドライブが可能となりました。うれしいことに助手席に乗らせていただきDENさんのドライブでちょこっと走りました。キャブ調整もしたおかげかとても力強く、思ったより足も柔らかで機敏なエランらしい走りでした。DENさんも中間のトルクが増えた感じであるとのことでした。
 お昼は、師匠に広島風お好み焼きをご馳走になり、ゆっくりと近況を語ることができました。その後、予定より大幅に遅れたため、DENさんのお帰りの時間を考えて、7時ころには自然に解散となりました。3時間かけて高松へお帰りです。次に会う機会が楽しみです。

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