ロータス エラン 個体差研究会(その6)  New

  ロータス エランの固体差のまとめ - その6 - です。「私のエランはこんなのよ。」と言う新しい情報をお持ちのオーナーはどんどん ロータス type 36 BBS か メール nomimura@yahoo.co.jp へ投稿をお願いいたします。

ステアリング ホイール

 直接手に触れるパーツなので、それぞれのオーナーの思い入れが強く現れると思います。さて、皆さんどのようにされているのでしょうか?
 基本的なサイズはどうも、15インチ(約 38 cm)、14インチ(約 35.6 cm)、13インチ(約 33 cm)、の3種類のようです。

オリジナル派

写真
モデルと特徴
オーナーのインプレ、備考
オリジナル
シリーズ1、2用。
15 インチ。
革製。
水色エラン 号です。リムが大きくて握りが細い。ロードユースに向いています。シリーズ1と2に使用か?エリートのステアリングホイールとよく似ていますが、スポークの開き具合が微妙に違う?
オリジナル
シリーズ1、2用。
15 インチ。
革製。
yasu 号です。水色エラン 号と同じものだと思われます。前オーナーが芯から作り直しているそうです。前オーナーは噂のステアリングの達人か?これと同じデザインでウッドもあります。ロータス コルチナと共通か?
オリジナル
シリーズ1、2用。
15 インチ。
木製。
蓮車親爺さん提供の写真です。上二つと同じデザインでウッド製です。
オリジナル
シリーズ3用。
14 インチ。
革製。
Bunchan 号のステアリングです。den-36 号の元ステも同じ物のようです。Bunchan さんはアメリカからいくつも取り寄せ、巻きなおして使用されているそうです。センターモチーフ(ホーン・ボタン)は黒、スポークカバー(指あて)付き、コーリンお父さんのサイン入りとオリジナルが保たれています。
オリジナル
シリーズ3用〜初期のシリーズ4?
14 インチ。
革製
蓮車親爺 号(スプリント)のステアリングです。スポークカバー(指あて)がなく4穴です。上の Bunchan さんステアリングと基本は同じで4穴目がスポークカバー(指あて)がないので見えているのだと思われます。コーリンお父さんのサイン入りです。ホーン・ボタンはオリジナルの黒です。
オリジナル
シリーズ4用?
14 インチ。
革製
KURO 号です。koji 号の元ステも同じもののようです。このステアリングはイギリスで赤の革にまき直したものだそうです。普通のリムは黒です。スポークの穴が4穴です。恐らく、シリーズ4用?シリーズ4用はビニールレザー巻きがオリジナルかもしれません。要検討です。
オリジナル
シリーズ4用。
14 インチ。
ビニールレザー製
蓮車親爺号(シリーズ3)。シリーズ4用はビニールレザー巻きがオリジナルを示す写真です。センターモチーフのデザインも異なっています。
オリジナル
+2用。
15 インチ。
革製
Bombow 号のです。プラス2用でスポークが黒です。スポークは4穴、黒も引き締まってグッドです。
オリジナル
+2用?
15 インチ。
ビニールレザー製
nomi 号の元ステです。これを出したのは、材質がビニール巻きだからです。スポークは4穴、センターモチーフは黒とオリジナルのままです。このタイプで15インチは+2用かも。研究課題です。
26R
26R(レプリカ)。
多分14インチ。
革製
神戸37号。アルカディアが今でも作っています。
Bunchan-小ステ
13インチ の特注品?
革製
Bunchan さんのステアリングコレクションの中の一つです。左は14インチの ステアリングの最終型で、右の13インチはは一層小さいことがわかります。
オリジナル
シリーズ3用?
13インチ。
革製
薄青 号のステアリングです。上のBunchan さんの最も小さいステアリングホイールと同じ物のようです。この研究会で初めて気付かれたそうです。嬉しい。センターモチーフのデザインが異なっているようです。

 ホーンボタンの電気的接続の方法に2種類あるようです。シリーズ3までは下の写真の右の「ホーン・ペンシル」、シリーズ4以降は左の写真の舌状の金属だそうです。

ホーンボタン ホーンボタン

 センターモチーフはシリーズ1,2は通常のロータスマークでシリーズ3以降は黒のロータスマークが基本のようです。小径のものでは、センターモチーフも小さいようです。オリジナルは右の写真の右の「Lucas」製です。
 スポークにコーリンお父さんのサインが入っている物とそうでないものがあるようです。サイン入りのステアリンの方が、スポークの曲がりが浅いようです。

社外派

写真
モデルと特徴
オーナーのインプレ、備考
モトリタ レーシング(赤)
モトリタ レーシング(赤)こうじ 号。赤はジム クラークにあこがれてだそうです。スポークをはじめレーシーなシンプルなデザインです。
モトリタ レーシング(黒)
モトリタ レーシング(黒)den-36 号。センターモチーフは、そのままでは穴がないので付きません。オーナーが工夫して付けられています。
モトリタ
モトリタ(赤)水色エラン号の元ステ。センターモチーフの部分が大きいです。
モトリタ
モトリタ(黒)私の広島の友達の黄色エラン号です。センターモチーフの部分を工夫して加工してホーンボタンをつけています。
レスレストン
レスレストン(ウッド)。15インチ。BU-BU 号の着せ替え用ステ。いい雰囲気です。
momo
モモ(モンザ)。15インチ。スポークがフラットだそうです。ボスは縮み塗装。
ナルディ
ナルディ(黒)。13インチ。nomi 号。よく見ると上の26Rレプリカによく似ていますね。もしかすると26R用はナルディ製かも。研究課題です。

 一口に社外と言っても、旧き良きイギリス車の雰囲気にこだわった、あるいは、その歴史を含めてレーシーなものが好まれます。Moto-Lita、レスレストン、Nardi、MOMOなどがよく使われています。

 (その7)に続きます。

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