ロータス エラン 個体差研究会(その5)  New

  ロータス エランの固体差のまとめ - その5 - です。「私のエランはこんなのよ。」と言う新しい情報をお持ちのオーナーはどんどん ロータス type 36 BBS か メール nomimura@yahoo.co.jp へ投稿をお願いいたします。

ブレーキパッド

 皆さんどの銘柄のどのパッドをお使いなのでしょうか?

フェロード

モデル
特徴
備考
DS 2000
スタンダード。ダストが多い?。
DS 2500
ファストロード用。エランに適する。ダストが少ない。音が小さい。
DS 3000
サーキット用。ストリートユースは不可。
PLATINUM
ストリート用。カーボン
DRC 393
オフロード用。/
SINTER GRIP ST, SG, XR
最新のメタル。ラフロード。
CP 911
最新のメタル。レース用。

 正直、情報不足です。皆さん宜しく。こうじ号はフェロードだそうです。その後、nomi 号で使ってみました。特に不満はありませんが、雨が降ると効きがかなり悪くなり、踏力が必要です。

EBC

モデル
特徴
備考
GREEN STUFF
スタンダード。2114。エランに適する。
RED STUFF
セミメタル。サーキット用。3114。
YELLOW STUFF
サーキット用。4114。
BLUE STUFF
耐久レース用。5114。

 白紅蓮さんはEBCのグリーンだそうです。こちらも経験しましたが、特に問題を感じませんでした。

ミンテックス

モデル
特徴
備考
M 1144
ファストロード、ラリー用。TTR 。400度。
M 1155
レース用。TTR。700度。ロードユースは不可。
M 1166
耐久レース用。800度。ロードユースは不可。

 レース用にはよい選択か?

ガルフォースワン

 BU-BU 号はこれだそうです。広島の Banfan さんがプロデュースしています。チャップマンおじさんのセブンでの評価は”効きにくい”そうです(^○^)。訂正、最初はほかとあまり変わらない印象でしたが、慣れてくると、非常によく効きます。お勧めです。

トランスミッション

 これまでノーマルで特に気にしていなかったのですが、Mic さんのサーキット走行の DVD を拝見して、調べてみる気持ちになりました。

<モデル>
<1st>
<2nd>
<3rd>
<4th>
<5th>
standard
3.5402.3971.4121.000/
semi-close
2.9712.0091.3951.000/
close
2.5101.6351.2301.000/
5 speed
3.202.001.371.0000.80
Quaife-1
2.2501.4951.1681.000/
Quaife-2
2.5001.6601.2201.000/

gear-ratio

( 各トランスミッションの比較)

 standard は初期のエランに用いられているのみのようで、ロータスコルチナやロータススーパーセブンのミッションと同じもののようです。
 ロータススーパーセブンでもコスワースチューンのものには semi-close が用いられていますが、ほとんどのエランにはこれが使われています。
 いわゆるチューニングバージョンである ”SE”や sprint には close が使われ、あとは、運がよければシリーズ3以降の個体にオプションで入っている可能性があります。
 5 speed は期待していたのですが、実はオーバートップが設定されているだけで semi-close とあまり変わらないようです。
 クワイフのストレートカット、クロースレシオのレース用ギアは二種類あり、ロータスのクロースとほぼ同じものと、更にクロースなものがあるようです。

モデル
<final>
S1、S2、S3初期
 3.9
S3後期、S4、sprint
 3.77
option
 3.55

 デフのファイナルギアには3種類用意されているようです。D.I.Y.親爺さんからの情報によると、最近ではoption の 3.55 (32-9)は手に入らず 3.54 (39-11)が供給されているそうです。
 D.I.Y.親爺さんのなす紺エラン シリーズ3には close の final 3.9 スプリントには close の final 3.54 が入っているそうです。よりパワフルなスプリントでは final を落とされていて賢い選択と思われます。
 水色エラン@佐渡さんのエランはタブン close の final 3.55 が入っているようです。これだと、発進加速は物足りないかもしれませんが走り出して見ると気持ちのよい設定と考えられます。
 Mic さんのシリーズ4は nomi 号と同じ semi-close の final 3.77 (34-9)が入っているそうです。シリーズ4にはオプションに final 3.55 がありますが nomi 号には多分入っていないでしょう。

エアークリーナー

 神戸37さんの質問から、皆さんに頂いた貴重な写真を無駄にしないように、エアクリーナーの色々を纏めてみました。

ノーマルのボックス 新しいタイプ

ノーマル ノーマル

(ノーマル BU-BU 号と水色エラン号)

 BU-BU さんはソックスタイプからノーマルに戻されました。ウエーバーの吸気音は小さくなるようですが、乗りやすくなるそうです。ボックスは同調プレートの機能とスロットル リターン スプリングのアンカー機能を兼ねているので、はずすと新調する必要があります。

ノーマルのボックス 古いタイプ

ノーマル

(ノーマル 中太号)

 シリーズ1.2ではボックスの形状が丸みを帯びたもので、止めるネジも中央の1箇所です。写真はありませんがプラス2では上記の新しいタイプの形状ですが、ダクトとのつながりが異なり、首の角度が小さく真っ直ぐに近い取り付けになっています。

ストロン

(ストロンバーグ Bunchan 号)

 ノーマルのボックスですが、こちらはストロンバーグ用です。

ラムエアー

ラムエアー

(ラムエアー KURO 号)

 4気筒分を一体に覆うタイプです。

パイパークロス

パイパークロス

(パイパークロス NOMI 号---予定)

 この写真は蓮車親爺さん提供です。本当にソックスのようです。ファンネルの長さに応じて厚みが色々あるようです。外れそうですが、走行中は陰圧で引かれているので外れにくいそうです。

K&N

K&N

(K&N 蓮車親爺 号)

 63 mm のものだそうです。80 mm タイプだと脱着がやや面倒になるそうです。

 (その6)に続きます。

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