エラン ツーリング 2024 in Ise Shima

 昨年に続きにエランでの遠征を企画しました。今回は走行距離約1200Kmの遠征で、三重県の伊勢神宮を中心としたイヴェントです。

事前の整備

 今回は愛車も私も年齢を重ねて来ましたので、安全第一の遠征です。職場には前回同様に5月17日から20日までやや長いお休みをいただきました。
 エランは2速シンクロの不調がありましたので、更にミッションは載せ替えを敢行しました。もともとの私のミッションの4速が抜ける症状は、シフトホークの摩耗が原因と判明したので新品に交換しました。そのほかには快調なミッションだったのでもとに戻す方針としました。ただ、オーナーが孫から移された5月のはじめから風邪症状が取れず、毎度のことですが、なべちゃんだよりの遠征です

2024年5月17日(金曜日 前日)

 集合場所は三重県の”三重県立サンアリーナ駐車場”なので、まっちゃんにあらかじめ「二見温泉蘇民の宿清海」というホテルを予約していただき、前泊の予定で朝6時に広島を出発しました。今回は片道約500km、約7時間程度の行程が予想され、少し時間に余裕があります。かねてから一度はお伺いしたいと念願していたMicさんの”京都紫明ガレージ”にお伺いする時間が取れると踏んで事前に連絡したところ、快諾していただいたので喜び勇んでの出発です。

出発

(出発)

 今回も参加車両は同じで、同伴車両は黄色の”まっちゃん”号です。またまたウクライナカラーです。
 いつもの”なべちゃん”にナビ兼ドライバーをお願いし、なべちゃんだよりでの参加です。遠征距離は片道約500Kmのロングドライブです。

出発

(途中のSAにて)

 本日は快晴で、山陽道→新名神→名神→新名神→伊勢道のコースで二見温泉を目指します。ただし、途中、京都によるのでどこで高速を降りるか?渋滞は?
 結局、大山崎あたりからの渋滞情報で京都南の前で高速を降り、一般道で”紫明ガレージ”を目指すことになりました。

紫明ガレージ

(紫明ガレージ)

 丁度お昼頃に”紫明ガレージ”に到着しました。噂には聞いていましたが、ロータスファンには桃源郷です。見るもの、聞くことすべてがヒストリックの神髄に触れるものばかり。「えらいところに来てしまった!」
 写真は多分に個人情報に触れると思い、まっちゃん号を駐車させていただいた玄関付近のみとします。ロータスファンは一度お参りするべきかと思いました。
 前述の如く、新名神は工事の車線規制中で8Kmの渋滞ありとの情報があり、Micさんに相談すると、京都市内を先導してくださり、また、渋滞は15分程度で抜けられるとの情報をキャッチされ、京都東から高速に乗って伊勢・志摩を目指すことになりました。ただし、Micさんは松坂での前夜祭に出席されるとのことで、途中で高速を降りてお別れし、高いガソリンを足して、我々は一般道を二見温泉を目指して走りました。
   まっちゃんに予約していただいた「二見温泉蘇民の湯 ホテル清海」はお伊勢様の時代からの温泉とのことで、ありがたくお湯をいただきました。伊勢湾を望み、夫婦岩の近くの宿でした。

紫明ガレージから二見

(二見温泉へ)

2024年5月18日(土曜日 第1日目)

 宿から”三重県営サンアリーナ駐車場”までは10分ほどのすぐそばでした。快晴で絶好のドライブ日和になりました。サンアリーナにはサッカー場が併設されていましたよ。

 到着後、懐かしい顔、新鮮な顔と対面してDグループの列に並びました。
 今回はリーダーは岐阜のベテランYさんで、前回ご紹介した例の”青エラン号”です。また、神戸のベテランMさんの後ろのポジションで、安心してついていくのみです。  

出発 集合写真

(出発)

 今回のツーリングは三重のNさんが幹事で、とてもよく組織されていました。一言でいうと「お腹一杯ツーリング!」。

地図-1 第一日目館

(地図-1 第一日目)

 まずは、お昼ご飯を頂く「かわ梅」を目指して南下します。お昼は「鰻」。ボリューム満点で、とてもおいしくそれこそお腹いっぱいになって”パールロード”を走ります。
 有名な鳥羽水族館や真珠のミキモトの発祥の地を横目に、伊勢・志摩の海岸沿いのワインディングを西に進みます。途中、後続のNさんたち2台のエランが見えなくなり、心配で待っていましたが、まっちゃんと相談して「他のグループに合流した?」という勝手な解釈で休憩地点まで私がドライブしました。そしたら、なんと彼らが先着しておりびっくり。
 このあたりで私の体調が持たなくなり、ドライバーをなべちゃんに交代し「まんぼう」を目指しました。
 マンボウは本当はとても美味な魚だそうで、このあたりでは名物のようですが、日持ちがしないとのこと。冷凍されていましたが、とても広島までは持たないと購入は断念しました。

ツーリング ツーリング

 写真はスタッフの方が待ち伏せして撮影してくださったもので、最後に記載してますが、ネットを上手にお使いになって、私が写っているもののみ拝借しました。左はまだ元気が残っている私のドライブで、右はなべちゃんにお願いした後のものです。
  ”まんぼう”からは、地図では少し違って、来た道を半分ほど帰り、中央あたりから山に入って、宿泊する”鳥羽シーサイドホテル”に向かいます。前泊した二見温泉とはごく近いところです。

ホテル ホテル

 ホテルはとても立派で、部屋からは写真のように伊勢湾の島々の美しい景色が楽しめます。3棟からなるやや複雑なつくりの大きなホテルで、それぞれの棟に大浴場があり、宴会場も広々としたところでした。19:00より宴会が始まりましたが、体調不良でふらふらしているところに、サプライズで乾杯の音頭をとれとMicさんから指名を受けてしまい、生まれてはじめて大役を行いましたが、参加者の準備が十分に整わないうちに「乾杯!」していまい、ちょっとした失敗でした。お料理は伊勢海老あり、アワビありの豪華版でお腹いっぱい、大満足でした。
 次々回の開催地は鰻の浜名湖付近で幹事はY医師になりました。

宴会 宴会

 写真は、おそらくMicさんの計らいで、遠方からの参加といういつもの理由で参加賞を受け取っていいるところです。いつもすいません。右は宴会終了時の集合写真です。

2022年5月19日(日曜日 第二日目)

第二日目

(第二日目)

 ホテル駐車場に集合ののち、ツーリングスタート。本日は伊勢神宮のお参りがメインですがその前に”朝熊山(あさまやま)”に登ります。「伊勢志摩スカイライン」を走行します。  昨日は晴天に恵まれましたが、昨夜より雨。ちょっと残念。

朝熊山 ライダー

(朝熊山 伊勢志摩ライダー)

 小雨が降る中、展望台からの景色を楽しみましたが、霞がかかって残念ながら富士山までは見えませんでした。でも、条件が良ければここから富士山が見えると考えると余計にお伊勢様のありがたみを感じますね。この展望台までは有料道路で、料金はすべて幹事さんが前払いしてくださり、おまけに、写真右のような”伊勢志摩ライダー”なるサイダーのおまけもありました。

集合写真

集合写真 集合写真

(集合写真)

 展望台から近くの駐車場に移動して集合写真の時間になりました。ここでも幹事さんは頑張って、専属のカメラマンがエランのみの写真と、オーナーと一緒の写真をたくさん撮影してくれました。これ以外にも、ツーリング途中の多くのスポットで走るエランの写真をたくさん撮影してくださり、後日、ネットで閲覧できるようにするとのことでした。今回の幹事のNさんは、インターネットを上手にお使いで、参加申し込みをはじめ、”こまず”やスケジュールの発表などネットで情報を簡単に入手できるようにされていました。今後のツーリングではこの手法が中心になるようです。

伊勢神宮

神宮会館 神宮

(神宮会館)

 展望台からは伊勢神宮に向かいます。ここでも幹事さんが非常に苦労されたようで、神宮会館の駐車場をエラン43台分抑えてくださったとのこと。飛び込みで来てこの駐車場に駐車できるのは至難の業とのことでした。また、カツオのづけのようなものが載せられたお寿司(てこね寿司と言うそうです)のお昼ごはんをいただきお腹いっぱい。ここで、エランツーリングとしての行事は終了で、後は自由にお伊勢さんまいりです。幹事のNさんにお礼を言って会館を出発しました。
 写真右は神宮会館から内宮まで、我々が歩いた道を示します。”おかげ横丁”という通りで、非常にたくさんのお店と人手で大変な通りです。ありがたい奉納の太鼓の生演奏を拝見することができました。

神宮 神宮

(伊勢神宮)

 ありがたい鳥居のお迎えがあり、そこから1Km弱と思われる参道を厳粛な気持ちで歩くとようやく写真右の本殿に着きます。残念ながらこれより中は撮影禁止ということで、お参りのみ行いました。平素は科学を信じ、神や仏にすがるのは良くないと思って生活していますが、やはり日本人、お伊勢様の前ではお祈りするのみ。

おみあげ おみあげ

(おみあげ)

 おかげ横丁にある赤福のお店で定番の赤福となかなかてに入らないと言う白餅と黒餅を、また、お伊勢さまのお神酒とのことで”白鷹”というお酒を購入しました。

帰り

帰り 帰り

(帰り)

 お伊勢参りを案内してくださったFさんたちと神宮会館でお別れして帰路につきました。ガソリンを足す必要があったのでしばらく伊勢市内を走り、給油を済ませガソリンスタンドで近くの”玉城インター”を教えてもらい高速に乗りました。帰りは一転雨のなかの走行となりました。なべちゃんにドライバーをお願いし、私は人間間欠ワイパー係でした。心配した京都付近の渋滞もなく、21:00ころ無事に帰広しました。

 5月20日月曜日もお休みをいただいて正解。66歳になり、今後は無理しないようにエランライフを楽しみます。nomi号は頼もしく走ってくれました。洗車を少しばかりしました。

戻る
エラン ツーリング 2023 蓼科
Event
Main Menu