ロータス エラン 個体差研究会(その1)

  ロータス エランの固体差のまとめ - その1 - です。「私のエランはこんなのよ。」と言う新しい情報をお持ちのオーナーはどんどん ロータス type 36 BBS か メール nomimura@yahoo.co.jp へ投稿をお願いいたします。

点火系

MDI MDI

(こうじ 号と BOMBOW 号のMDI)

 オリジナルのポイント式から最新のMDIまで色々あります。メーカーも、永井電子、ルーメニション、WAKO、MSD などがあるようです。

形式
個体
備考
ノーマルyasu 号ポイント。
セミトラhiro type 36 号ポイントとトランジスター。
フルトラden-36 号ポイントレス。
フルトラ(ルーメニション)KURO 号、Mic 号、nomi 号ポイントレス。
CDIコンデンサー。
MDIこうじ 号、BU-BU 号、水色エラン@島民 号、H.A. 号、yoi 号マルチスパーク コンデンサー。
同時点火

 永井のMDIを使った印象は、すこぶる良い。同時点火です。お勧めです。。

ドライブシャフト

ドライブシャフト-1  ドライブシャフト-2

(A : ノーマル、B : スパイダー ロード)

ドライブシャフ-3  ドライブシャフ-4

(C : スパイダー コンペ、ロブロ? BU-BU 号、 D : ハーディー スパイーサー den-36 号)

 オリジナルのロトフレックスから TTR のレース用まであります。横浜の W 氏に教えていただいた情報ですが、 26R を正式な FIA のレースで走らせるためには、今でも den-36 号のスペック(デフのアウトプットシャフトが3本ボルトのタイプ)が必要だそうです。スパイダーのコンペティション用とロブロの物は同一か?

形式
個体
備考
ノーマル/ロトフレックス X 2。
Spyder ROAD USE AOCX010 H.A. 号、nomi 号アウトのみCV ジョイント。
Spyder COMPETITION USE AOCX036 両方ともCV ジョイント。
ロブロ?BU-BU 号両方がCVジョイント。
TTR製のスライディングスプライン・ドライブシャフト(ユニバーサル型)den-36 号、SATOMOKO 号TTRFD 011

メーターパネル周り

S1S2 のパネル  S3 のパネル  S4 のパネル  パネルの説明

(Lotus Elan Workshop Manual より)

 内装はシリーズによる差も大きく、千差万別です。
インジケーター

den-36 号のパネル KURO 号のパネル

(S4−den-36 号(白矢印がインジケーター)とKURO 号のパネル)

個体
シリーズ 8 - Brake Failure Warning (赤) 6 - Parking (黄) 5 - Hazard (赤)
BU-BU 号なし黄色で油圧警告に変更なし
den-36 号なし黄でパーキングなし
KURO 号4赤で用途は不明黄でパーキングなし
hiro type36 号4緑でハイビーム赤でパーキングなし
TAKA 号4?黄でパーキング緑でハザード
こうじ 号3なし赤でパーキングなし
ぷよぷよ腹 号4なし黄でパーキング後付けした

 BU-BU 号は前オーナーがサーキット走行を意識されてパーキングランプを流用して変更されたのだと推測されます。den-36 号のセッティングはオプション部分が無い、極ノーマルな状態と思われます。KURO 号の赤ランプは多分 Brake Failure Warning だと思いますが---。hiro type36 号のハイビーム警告ランプは、オリジナルにはない設定で、ハザードからの流用かもしれません。並べてみると、はじめから Brake Failure Warning を持った個体はみあたりません。
 パーキングはオリジナルでは黄色ランプのようですが、赤の個体もみられます。ハザードは設定されている個体のほうが稀のようです。赤ランプがオリジナルで、TAKA 号の緑は珍しいかもしれません。
 パーツリストには、FHC 用にリア熱線警告灯の設定もあるようですが---見当たりません。

スイッチ類

BU-BU 号のパネル-1 BU-BU 号のパネル-2

(S3−BU-BU 号のパネル)

 BU-BU 号のパネルはサーキット走行を意識したモディファイが色々見られます。写真右の↑は手動式電動ツインファンのスイッチ、ステアリングポスト上の赤いランプはシフトランプ、灰皿スペースにラリーイベント用の時計とストップウオッチが装備されています。

den-36 号のパネル den-36 号のパネル

(S4−den-36 号のパネル)

 den-36 号のパネルは写真右の赤色↑がヘッドライトのポップアップスイッチ、黄色がボンネットオープナー、左の写真ではパネル右の赤いスイッチはホーンボタン、イグニッションは左下に移設されています。もとのイグニッションキーはハンドルコラムにロック機構付きのものが装備されていたそうです。

H.A. 号のパネル H.A. 号のパネル

(S2−H.A. 号のパネル)

 センサー-1 センサー-2

(サイクルコンピュータ用のセンサー取り付け様式)

 H.A. 号のパネルはラリーイベント仕様です。メーターがスタックのクロノ風、左の方にストップウオッチと計算機がぶら下がり、サイクルメーター付きだそうです。キーホール横にプッシュ式のスターター、上の写真では赤いレブインジケーターが追加されています。サイクルコンピュータ用のセンサーは左の写真ではデフに右の写真ではブレーキ カバーに付いています。

kouji 号のパネル

(S3−kouji 号のパネル)

 koji 号のインテリアではなんといっても赤いステアリングが特徴ですね。まだ、詳細を伺っていないので、詳しくは後日アップしますm(_ _)m。kouji 号のパネルは豪華な家具調?です。その他にベニヤ調があります。

私の快適装備

NAVI Comp

(BU-BU 号 のNAVIとサイクルコンピューター)

 BU-BU 号 のNAVIです。普段はしまってあり、必要な時のみ、写真のようにセットするように工夫されています。右はサイクルコンピューターとストップウオッチです。

NAVI

(蓮車親爺 号 のNAVI)

 蓮車親爺 号 のNAVIです。ご本人よりのメッセージです。「1966年S3、SE、FHCにパナソニック・ポータブル・ナビ「ストラーダ」を付けたものです。取り付けは助手席のシート固定ボルトからステーを延ばしています。ステーだけは他の+2やSPRINT、VPP1300にも付けてありますので載せ換えらくちんです。あと、ETCも付いていますよ。アンテナ本体分離式で、本体はグローブボックスの中です。」 快適豪華仕様ですね。

NAVI COOL

(KURO 号 のNAVI とジェットクール)

 KURO 号 のNAVIです。トノカバー用のファスナーを利用して、写真のようにセットされています。右の写真は TAKA さんの BBS で紹介されたジェトクールです。効果抜群とのことです。KURO 号のステアリングも赤です。

light

(den-36 号 のサイクルコンピューターとライト)

 den-36 号 のサイクルコンピューターとライトです。H.A. さんのご指導のもとご自分で工夫して取り付けられました。青のライトは神秘的だと思いませんか?

 (その2)に続きます。

戻る
個体差-2
Difference.
Main Menu